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1.仮想通貨を始めるのはもう遅い？
２０１７年の仮想通貨ブーム、２０１８年の仮想通貨市場の低迷から、仮想通貨を今から始めるのではもう遅いのではないかと心配している方が多いのが現状です。 しかし、仮想通貨を取り巻く環境は転換期を迎えているといっても過言ではありません。確かに怪しい仮想通貨やICOが乱立しており詐欺まがいのコインも多数見受けられます。こんな時だからこそ、仮想通貨投資開始の判断を行うためには、市場の状況を把握することが大切です。
2.仮想通貨の価格面の変化
仮想通貨の価格は、2017年の後半にブームともいえる大幅な上昇を見せました。その後2018年に入ってからはブームも沈静化し、2019年現在は落ち着いた状況になっていると言えます。ブームが沈静化した現在も相場が大きく動く場合があるため、今から始めても決して遅くはありません。
3.仮想通貨の法整備
また、日本国内ではコインチェック事件（仮想通貨のハッキング事件）などの背景から、仮想通貨交換業者に対する規制が厳しくなっています。法規制が進んでいることも、これから仮想通貨投資を始める人にとってはプラスといえます。ただし、国による規制が厳しくなった分、ビットコインブームの2017年のような価格の高騰はすぐには再来しないであろうことは認識しておいたほうが吉だと思います。
仮想通貨交換業者とは 資金決済法上の仮想通貨交換業とは、以下のように定義されています。【資金決済法２条７項】の法律において仮想通貨交換業とは、次に掲げる行為のいずれかを業として行うことをいい、仮想通貨の交換等とは、第一号及び第二号に掲げる行為をいう。定礎 一 仮想通貨の売買又は他の仮想通貨との交換 二 前号に掲げる行為の媒介、取次ぎ又は代理 三 その行う前二号に掲げる行為に関して、利用者の金銭又は仮想通貨の管理をすること。このように、仮想通貨の売買の媒介、取次ぎ又は代理（２号）を、業として行うことも、仮想通貨交換業にあたるとされています。
4.仮想通貨の今後・2019年の見通しは？
２０１９年の仮想通貨を取り巻く環境は以下の３つのポイントを加味して考える必要があります。
- 仮想通貨に関する法整備の加速
- 仮想通貨に関する新サービスの登場
- 仮想通貨のさらなる普及
1.仮想通貨に関する法整備の加速
国ごとに違いますが、日本国内でも仮想通貨交換業者に対するセキュリティ対策の必要性や経営の管理体制など厳しいチェックが必要になりました。ですので顧客保護に関しては１段階あがると考えられます。 しかし口座開設などの要件は厳しくなる可能性があります。（例：マイナンバーカードの提出など）
2.仮想通貨に関する新サービスの登場
仮想通貨がもっと身近になる可能性が高くなります。近年ではビットコインを現金に換えておろすことのできるATM（日本国内にも7台設置されている※2019年3月現在）の登場など、仮想通貨を活用した新サービスの登場が期待できることです。 （日本国内でビットコインATMの設置されている場所：https://coinatmradar.com/country/107/bitcoin-atm-japan/） 仮想通貨は、投資対象としてだけでなく、決済や送金などにも使えるので可能性は無限大です。さらに、自動契約などの機能を持っている仮想通貨を使った新しいサービスが導入される可能性もあるでしょう。仮想通貨を活用した新たなサービスが広がっていく可能性が大いにあると思われます。
3.仮想通貨のさらなる普及
仮想通貨の種類は日を追うごとに増加の一途を辿っています。 ビットコイン以外のマイナーコイン（＝アルトコイン）でも時価総額が1兆円規模のものや数千、数百億円のアルトコインが存在します。銀行と提携した通貨や、大手証券会社と提携した仮想通貨などそれぞれ特徴ある進化を遂げています。 普及するか衰退するかに関して、しっかりと見極めたうえで投資していく必要があります。
国内でも仮想通貨事業に参入企業が続々
暗いニュースばかりが取り上げられがちな仮想通貨業界、しかし将来を見越すと参入しておいたほうが吉とみて、各企業も仮想通貨事業を始めています。
- 楽天
「みんなのビットコイン」を運営していますし、Eコマースなどの決済手段に仮想通貨を用いようとブロックチェーンの研究を英国で進めています。
- LINE
BITBOXという仮想通貨取引所を運営しています。日本からは取引ができないのでご存知でない方も多いと思います。基軸通貨としてLINKトークンという独自の通貨を発行していて、LINEポイントに還元も可能です。
- メルカリ 子会社のメルペイを通して、仮想通貨交換業者の登録申請を行っているのがメルカリ。 アプリ内に仮想通貨を利用することで、商品の売買にもっと流動性を持たせる方針です。
これらの企業が名乗りを上げるということは、仮想通貨はもう終わったということは決してなく、これからさらに発展していく分野であるということがご理解いただけると思います。
5.2019年仮想通貨はどうなる？
まとめまだまだ発展の余地がある仮想通貨。ブームが去った今だからこそ落ち着いて見ることができます。世界が変わる・・・そんな日も近いかもしれません。今のうちから仮想通貨の世界に足を踏み入れてみませんか？
無茶な投資をしなければ怖いものではありません。マイニングやフォーセットという方法で仮想通貨を手に入れることも可能です。ぜひ一度仮想通貨の世界に触れてみてください。
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